Tokyo Breast Consortium

◆Tokyo Breast Consortiumについて◆

代表のあいさつ

乳がんの罹患数は年々増加傾向にあり、乳腺を専門とする基幹病院は年々多くの患者様を抱え飽和状態となってきています。
一方乳腺専門クリニックは年々増加傾向にあります。乳がん患者様のニーズに答えるべくTBCは2008年10月中村清吾先生代表の元発足し、基幹病院と乳腺クリニックとの連携のノウハウや学術的な講演を行い、顔の見える連携を目指してきました。

TBCは定期的に会を重ねる事で、双方の顔の見える連携は成果を得ました。
一方クリニックから基幹病院への連携は、個人的には良好でも、その他の基幹病病院への紹介は、紹介方法が各施設により異なる等の理由からうまくいっていない事も判明しました。またクリニックの医師は、経営上・学術上の悩みも持っており、今後のTBCは基幹病院の情報の取得や、乳がんに関する学術情報の勉強会を定期的に開催する事としました。

これからも基幹病院の医師、医療連携室を含むスタッフのお力を借りて、実りの多い会になっていくことを切に望み、また、会を通して最新の医療情報を共に共有出来れば幸いです。

2018年4月吉日
大塚ブレストケアクリニック
大塚 恒博

TBCの目的

TBC (Tokyo Breast Consortium)は、乳癌治療における病診連携に関する諸問題を検討し、その進歩をはかることを目的に診療所と病院、双方の有志により設立されました。そのMissionとVisionは以下のとおりです。

Vision
患者さんが安心して診療をうけられる連係
※広辞苑によると「連携」は同じ目的をもつものが連絡をとり協力し合って物事を行うこと、「連係」とは「つながって次に及ぶこと」です。Tokyo Breast Consortiumでは、乳癌治療の病診連携を、未来志向の「連係」に高めていきたいと思っています。

Mission
1) 紹介する、紹介される どちらも顔のみえる連携を続けます
2) 最新のエビデンスを共有し、病診のコンセンサスに基づいた連携を実践します
3) 病診連携モデルを創造し、社会に発信します